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2017-03-25 (Sat)
神経がずっとファイティングポーズで夜も眠れず、かといって日中はさらにギラギラ状態で全く眠くならない。
福祉士さんによると、ノルアドレナリンが過剰に分泌されている状態だそうだ。
戦場の兵士たちは常にこの物質が出ているそうな。
私はこの命の危機にさらされている兵士と同じ状態らしい。
実感として、すごくよくわかる。


それにしても、なぜこうも次から次へと制度の壁が立ちはだかるのだろう。
障害物競走じゃないんだから。
私はただ、就労移行支援事業所を移りたい、それだけなのに。
「この方法ならいける!」と思っても、数日後には覆されてしまう。
そのたびに事業所の所長さんと福祉士さんと頭を突き合わし、次の策を模索する。

そんなことを何度か繰り返してきたのだけれど、昨日の朝一番で立ちふさがった壁はこれまでのどの壁よりも高く、さすがにもうすべての進路を絶たれたように思えた。
私は頭が真っ白になった。
まさに八方ふさがり。
もう打つ手はないのか・・・感情が凍りついた。
それでも午前中は、事業所でいつも通り穏やかに笑って過ごし、午後、事業所へ向かった。
笑顔の裏の感情を少しでも出すと、そこから崩れてしまいそうだった。


いつものように素敵な笑顔で私を迎えてくれた所長さんと福祉士さんの表情が、私の残酷な報告でスッと真顔に変化した。
そしてその報告の検証をした後、おふたりはごく当たり前のように、他の方法はないのかと考え始めてくださった。
4月1日の開所を控え忙しいときなのに、あきらめることなく向き合ってくださっている。
もういい加減に「事業所の変更は無理!」と判断されてもおかしくないのに。
私はなんて幸せ者なんだろう。


3人で、ああだこうだと意見を言い合う。
笑いが起こる。
こんな状況なのに、どうしてこんなに楽しいんだろう。
難問に頭を抱えながらも、なぜこんなに笑い転げているんだろう。
 

 桜ハート 

本当に、私は幸せ者だ。
 

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| 就労移行支援事業所 | COM(5) | | TB(0) | |
2017-03-21 (Tue)
3月13日は、受診2周年記念日だった。
2年前のこの日、私は初めてあのメンタルクリニックを受診した。
あの時から、
あそこは私が唯一気兼ねなく弱音を吐き泣くことができる場所となった。




「私、休んでもいいんですか?」と泣く私に、「もちろんです!」と答えてくださった先生
どれだけ救われたことか・・・

うつから脱却する過程で、海で発見したたわいない私の報告をいつも聴いてくださったカウンセラーさん
「かなさんはそのままでいいような気がします。幸せそうだから」とほほ笑みながら。
だから私は、堂々とひとりの時間を満喫できた。

そして、私が私であることに自信を持たせてくれた福祉士さん
発達障害グレーゾーンだからこその悲喜こもごもを私が楽しく研究し受け入れることができたのは、彼女の存在があったからこそ。
笑って泣いて、いっぱいおしゃべりして。
 

多くの出会いに、本当に感謝している。
先生に福祉士さんの転職先である就労移行支援事業所に移ると報告をすると、
「かなさんは置かれた環境で変わる人だから、
 わかってくれる人がいる環境に身をおけば大丈夫でしょう」
とにっこり笑って、とても喜んでくださった。
そして、この記念日を持って、定期通院はひとまず終了することとなった。
 
ありがとう


あれから約1週間。
まさか就労移行支援事業所の変更が認められないとは・・・
先生、あんなに喜んでくださったのに。
自治体によって扱いは違うらしいけど、私の住んでいるところは特に厳しいらしい。
大きな壁を前にして、心が不安定に揺れ動く。
他にもいろんな問題があって、判断を求められる。
クリニックやふたつの事業所、たくさんの人が「かなさんにとっての幸せとは?」と考えてくださっていることに感謝しながら、どのような道を選ぼうとも、私は私の選んだ道をしっかりと歩いて行きたい。
 


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2017-03-17 (Fri)
「私、いつも石橋を叩いて壊して渡れなくしてしまうくらい臆病なのに、
 
時々飛び越えちゃうんです。
 心がOK!って言ったら、そんなもの関係なくなって走り出してしまう」

という私に、事業所の所長さんは「後悔したことはないんですか?」と尋ねられた。

「ないです」
と、私。



私はほとんど後悔というものをしたことがない。
他人から見れば、転職するたびに疲れ果てて辞めることを繰り返している私の人生は、失敗ばかりに見えるかもしれない。
しかも友達から「どうしてわざわざいばらの道を選ぶの??」と言われるような選択をするもんだから、訳が分からないだろう。
でも、興味のあることにしか食指が動かないのは、発達障害の特性でもあるのだ。

確かに、発達特性がうまく社会と適合せず辛い思いもしてきた。
でも、私にとってその選択は失敗ではないのだ。
だって、私はそのときの心の欲求に従い自分の意志で道を選んだのだから。
それがどんなに難しく大変なことでも、それを飛び越える「やりたい!」という強烈な欲求。
そして、選んだ道を歩き出したときの私は確かに幸せで、輝いていた。
その後どんなにボロボロになったとしても、あのときの喜びは忘れない。
自分がちゃんとこの世界に存在し、生きてるんだ!という確かな感触。

おそらくそれは、人生と恋をしているような感覚なのかもしれない。

そんな体験ができたのだから、後悔する理由はない。
その後のことは、全く別問題なのだ。
 


なぜこんな話になったのかというと、私は今、ふたつの就労移行支援事業所の間でとても悩ましい状態になっているから。
ひとつは今お世話になっている事業所、もうひとつは4月1日に開所する新しい事業所で、私は新事業所へ移りたいと思っている。
実は、病院で懇意にしていただいていた福祉士さんの転職先がこちらなのだ。
それだけなら移る必要はないのだけど、その事業所はメディカルヨガ&アロマを取り入れた珍しい訓練内容で、その世界への就職も可能かも・・・というのだから、心は一気に傾いた。
今まで全く未来を描けずにいた私の脳裏に、ヨガのレッスンをしている自分の姿が浮かんだ。

そして・・・心は走り出した。
 


でも、現実は厳しい。
「就労移行支援事業所の変更は認めない」という制度の壁が立ちはだかり、今も新事業所の所長さんと福祉士さんが可能性を探してくださっている。
変更が無理でも、何らかの形で関わらせてほしい。
そして、今お世話になっている事業所の所長さんも、いきなり走り始めようとする私の未来をとても心配してくださっていて、前述の言葉となったのだ。
それでも、「最後に決めるのはあなただから、行くと決めたのなら応援します」と温かい言葉を
くださった。


 


私は今、人生と恋におちようとしている。

     きっと、後悔はしない。
                    恋に落ちる


この先どうなるのかはわからない。
私自身も今、崖っぷちを全力疾走しているような感覚で心身ともにギリギリ状態だ。
でも、ここ数カ月で休むことの大切さを身をもって学んだので、今日は事業所をお休みして日記を書いている。
書くことで焼けつくような脳が落ち着くのを期待しながら・・・
 

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2017-03-12 (Sun)
昨日、幼なじみのちゃんと会った。
1年8カ月ぶりの再会だった。
ちゃんは社会福祉士として働いている。
そんな彼女に甘えてしまいそうで会うことを躊躇したりもしたけど、思い切って「会いたい」ってメールした。
(経緯はこちら「幼なじみは社会福祉士」



お互いの近況を伝えあい、話は小学校時代へ移っていく。
私は最近思い出して気になっていたことを聞いてみた。

「私は本が好きだったからしょっちゅう図書室に通ってたけど、
 
Cちゃんも一緒だった?
 本棚とか風景は記憶にあるけど、そこにCちゃんがいたような気がしない」

「私は本が苦手だったから行ってないと思うよ~。
 ずっと一緒にいたような気がするけど、お互い自分の好きなことも
やって
 たのかもね」

やっぱりそうか。
いつもふたり一緒だったけど、それぞれの時間も大切にしていたんだ。
私はひとり図書室に通って、童話集や動物関連の本を端から端まで借りまくっていた。
貸出手続きを終えると、また彼女と合流していたのかもしれない。
読むのは家に帰ってからだったような気がする。


彼女と私の性格はまるっきり正反対だ。
それを表すエピソードがある。
ある休憩時間のこと。
次の授業は体育なので、体操服に着替えてチャイムが鳴るまでに運動場に集合しなくては
ならない。
他の女子はもう着替えを済ませ、教室に残ってるのは彼女と私ふたりだけ。
「Cちゃん、もうすぐチャイムが鳴るよ」
 とハラハラする私と、
「だいじょ~ぶ、だいじょ~ぶ」
 と焦る様子もなくのんびり着替えている彼女。

この話をすると、「遅れたら、すみませ~んって謝ればいいやって思ってた」とのこと。
本人は「私、いいかげんだから(笑)」というけど、それはちょっと違う。
彼女は冷静に状況を判断する目を持っているのだ。
中学校の部活動でも、挨拶しても返事を返さない先輩は無視するし、尊敬できない先輩や先生には頭を下げなかった。
理不尽なことに屈しない強さ。
それを見極める目。
そんな状況判断をできない私は、ひたすら “こうあるべき、こうすべき” という観念に縛られていた。

規則やルールを守ろうとするガチガチに真面目で融通の利かない私と、
状況を読み自由に動くCちゃん。
「ふたり合わせて、ちょうどいい感じだったのかもしれないね」
 と笑い合った。


               なかよし♪



ちゃんは、やっぱり私の知っているちゃんだった。
結婚して母親になり、今は社会福祉士として働いているけど・・・
幼なじみのちゃんはそのまんまだった。
私はそれが、とてもとても嬉しかった。

ありがとう。
私の幼なじみでいてくれて、ありがとう。

そして、これからもよろしくね+.(*'v`*)+
 

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2017-03-08 (Wed)
就労移行支援事業所の仲間が、二週間の職場実習を終えて戻ってきた。
今回の実習は、ある会社での事務作業だったらしい。

彼には、図書館司書になるという夢がある。
事務職に就くつもりのない彼が、どうして実習に行くことにしたのか。
それは、彼には、どんな司書になりたいかという明確なビジョンがあるからだ。
司書として理想の図書館をつくっていくには、苦手な事務作業も必要となってくるだろう。
夢の実現を補強するために挑戦した今回の実習で、ADHD(注意欠陥多動性障害)である彼は、自分で予想していた通りミスを連発したらしい。
それでも彼は真剣に仕事に向き合い、自分なりに工夫し、確実にミスを減らすことができた。
とてもとても、大きな一歩。
その勇気と努力、そして夢を追いかける姿に思いっきり拍手をおくりたい。



彼の未来に乾杯 乾杯♪ 



先月参加した講演会『発達障害サポーター講座』での、NPO法人発達障害を持つ大人の会
(DDAC)代表:広野ゆい氏の「大人になったら、できないことはあきらめましょう!」
という言葉を思い出した。
「当事者だけどサポーター講座を受講してみた」参照)
この言葉は、さんざんチャレンジしてそれでもどうにもならなくて苦しんでいる発達障害の人に
向けた言葉だと思う。

「エネルギーには限りがあるのだから、子どもの頃は別として、できないことに時間を割くのはもったいない。自分のできることをして生きていきましょう!」と。

46歳の私には、彼女の言葉がストレートに入ってきた。
でも、上記の彼は違う。
彼はまだ20代。
夢を叶えようとする彼の想いは、未知数である自分の伸びしろを
どんどん広げていくチカラとなるだろう。

私は長年の経験から、苦手なことやできないことの限界がわかってきてるので、これからはできることの中から「やりたい!」と思えることを見つけたい。
「やりたい!」の中にできることを見つけることができれば、もっといい。
それでも、働き始めればそれに付随する苦手なことも出てくるだろう。
そのときは彼のように、向き合ってみようと思う。

いつか彼が夢を叶えたら、彼の働く図書館へ行ってみたいと密かに思うのだった。


| “凸凹”の就活 | COM(8) | | TB(0) | |
2017-03-04 (Sat)
私には、親友と呼べる幼なじみが3人いる。
ただ、私にとっての親友は一般論とは少し違うかもしれない。
なぜなら、一番連絡を取り合っている子でも会うのは年に2~3回だし、電話やメールも1~2カ月に1回程度。
ひとりで過ごすことを好み、人との交流が苦手な私を知ってか知らずか、そんな付き合いの悪い私を彼女たちは忘れずにいてくれる。
そして私は、そんな彼女たちの存在をいつも心で感じ、たくさんのチカラを
もらっているのだ。

2羽 

数日前、そんな親友の中で一番の古株であるちゃんから電話があった。
彼女とは小学校2年からの付き合いだけど、ご主人の仕事の関係で遠方にいたため会う機会もなく、時々メールするくらいだった。
昨年転勤でこちらに戻って来てからも会えずにいたので、彼女の声を聞いたのはなんと1年8カ月ぶり。
ちゃんは私がうつになり働けなくなったことは知っているので、なかなか社会に戻れずにいる私を心配して電話してきてくれたようだった。
そこで私は、いつかメールや手紙でなく自分の口で伝えようと思っていた発達障害のことを話した。

「そうやったん!?
 そうかあ・・・じゃあ、コミュニケーションとかしんどかったの?
「うん」
「そう・・・。大変やったんやね」

実はCちゃんは今、社会福祉士として働いている。
だから発達障害の知識もあり、ごく自然にこんな言葉が出たのだろう。

そして彼女は、
「辛いことがあったら何でも話してよ。また会おうよ!」
と言ってくれた。

私は本当に嬉しかった。
電話ではうまく伝えられないから、直接会って話したかった。
でも・・・会いたいって言えなかった。

だって、Cちゃんは社会福祉士だから。

彼女は幼なじみとして、親友として私のことをとても心配してくれている。
でもそこには福祉士としての彼女もいる。
私はきっと、その部分に甘えてしまうのではないかと思った。
そして、そんな自分を許せなかった。
福祉士という精神的にハードな仕事をしている彼女に、プライベートまで負担をかけたくない。
だから、「会おう!」って言えなかった。


でも、あれから数日たって、気がついた。
障害が私の一部であるように、
社会福祉士であることはCちゃんの一部なのだ。
だから、話したいことを話せばいい。
その中で出てくる言葉は、まぎれもなく彼女の言葉なのだから。

今は心身ともにバランスを崩しているので、体調が少し回復したらちゃんに「会いたい」って
連絡しよう。


| カミングアウト | COM(8) | | TB(0) | |