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2017-06-03 (Sat)
先日、心の調整のためにお休みをもらった日のこと。
夕方になって、福祉士さんからメールが来た。
「就労移行支援事業所の利用が認められた」という内容だった。
あまりの急展開に、一瞬、思考が止まった。
数秒遅れて感情が追いついてきて、涙があふれる。

――私はもう、正式な利用者なんだ!
長い間申請許可が下りず宙ぶらりんだったけど、ついに認められたんだ。
私はボロボロ泣きながら、お礼のメールを返信した。
そして翌日は、早く所長や福祉士さんと喜びを分かち合いたい!といそいそと登所。
事業所に到着し扉を開き、おふたりの笑顔を見て・・・私は戸惑った。

あれ?
嬉しいんだけど、昨日のような感動が沸き上がってこない??

どうやら感動のピークを過ぎてしまっていたらしい。
なんてことだ。
おふたりに、どれほど私が喜んでいるかを伝えたかったのに。
言葉だけじゃ、伝えきれない。

そういえば、障害者手帳を取得したときもそうだった。
手帳取得の交付が決まったという通知を受け取り、これまたひとりで感動。
その後、病院で先生と福祉士さんに報告したんだけど、おふたりはとても喜んでくださったのに、私はもう旬を過ぎていた。
あの時の日記には、
「取得できた時の感動が治まると、変わらない日常が戻ってきた」
と書いている。
手帳を取得しても、それを利用しない限り生活は変わらない。
取得前も後も、同じ毎日が続いていく。
今回も、日常の何かが変わったわけじゃない。
ひとりで感動した翌日に事業所に着いたとき、朝の光が満ちた空間で、おふたりが笑顔で迎えてくれて・・・
そこにはいつもの光景があった。

そして今も、私はいつもと同じように事業所へ行き、いつもと同じように自由に好きなことを
させてもらっている。
 
 ヨガ猫 
のび~。       ヨガ実践中)


今はまだ実感が伴っていないけど、日常を積み重ねていくうちにこの事実をしっかり認識できるようになるのだろう。
宙ぶらりんで不安定だった心が、居場所を得たのだと。

生活は変わらなくても、心は変わる。
障害者手帳を取得したことで自分を許すことができたように、正式な利用者になったことで自信をもって歩き出せる。
迷ったり躓いたりしたときは、この長かった戦いを思い出そう。
共に戦ってくださった多くの人たちのことを思い出そう。

いつかこの喜びを、このご恩を、次の誰かに手渡すことができるように。
 

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