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2018-01-23 (Tue)
2週間の休息も、残りわずか。


昨日、NHKのEテレ「芸術劇場~音楽座ミュージカル『メトロに乗って』を観た。
この作品は浅田次郎氏の吉川英治文学賞新人賞の受賞作品を舞台化したもので、2001年に録画放送された番組の再放送だった。

番組表で『メトロに乗って』というタイトルを見つけたとき、記憶に引っかかるものを感じた。
2001年といえば、ちょうど私が仕事で文化事業に携わっていたときだ。
対象はクラシックやバレエ、狂言等で演劇ではなかったけど、もともと演劇が好きだった私はテレビ番組をこまめにチェックしていた。

観始めると・・・
やっぱり私はこの舞台を “知っている” と感じた。
もう17年も前のことでストーリーも憶えていないのに、感覚が残っている。
番組はNHKだからコマーシャルなしの2時間半という長丁場だったけど、息をつく間もない濃密な空間に引き込まれ、最後は号泣しながら鑑賞し終えた。
個人的には、舞台は劇場で役者と観客が相互作用で一緒に空間を創っていくのが醍醐味だと思っているので、一方通行のテレビでも飽きさせないというのは本物だと思う。

テレビに集中できたのは久しぶりのことだった。
最近は、好きなドラマでも楽しめず、集中できなくなっていたのに。
やっぱり私は舞台が好きなんだなあと、演劇に夢中になっていた頃を懐かしく思った。

 
『メトロに乗って』(浅田次郎/著)
地下鉄を通じて過去と現在を行き来しながら、家族の過去をめぐる男性の物語。
憎み続けた父親の本当の姿、若くして自殺した兄の死の真相、そして愛した女性は・・・
そこには、知らなかった真実があった。
複雑に絡みあった糸がほどけていく――

 
ここ数日、自分の好きだったものを思い出す。
先日は、姉の影響で中学~大学生時代に親しんだ浜田省吾の音楽を聴いていた。
人生に躓く前の、穏やかな日々が蘇る。
過去の私が心のままに選んだモノたちは、私にとって大切な宝物。

社会に足を踏み入れて一年、新しい生き方を見つけようといろんなことに挑戦してるけど、ちょっと無謀だったかなあ。
これまでの人生と違いすぎて、心が追い付いてこない。

引き出しにしまっている宝物をもう一度発掘し、浸ってみたい。
そうすれば、私が何を一番大切にしたいのか、わかるかもしれない。
これからどう生きればいいのか、何か見えてくるかもしれない。

地図のない人生、試行錯誤は続く。
 
 
古地図 


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