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2018-05-12 (Sat)
GW中数日間帰省しておりましたが、
訪問、拍手してくださった皆さま、
ありがとうございました。




母が認知症の検査を受けたのは、一年半ほど前のことだった。
(過去ブログをご参照ください→「母娘そろってグレーゾーン~認知症と発達障害」

あの時の結果は「認知症予備軍~軽度認知症」という診断で、“ちょっぴり発達凸凹” の私と同じ「グレーゾーン」だなあと思ったのを覚えている。
でも母は私を置いて、ひとりで先へ先へと歩いていくようだ。
あれから実家に帰省するたびに認知症の症状が確実に進んでいるのを感じている。
特に今年のお正月に帰ったときは、母のあまりの物忘れの酷さや会話の不成立、スローモーションのような動きにショックを受けた。
だから今回も、帰省するのが少し不安だった。
母の認知症がどこまで進行しているのか、知るのが怖かった。



4カ月ぶりに会う母は、さらに動きがスローモーションになっていた。
炊事に何時間もかかるし同じ話を繰り返す。
想定内の進行具合だったけど、やっぱり心がざわざわ。
でも、受け止めていかなくてはならない。

私にはもう一つ、心配なことがあった。
それは認知症の母と一緒に暮らすのことだ。
父は、頭の回転が速くしっかり家を切り盛りしている母のことが大好きだった。
でも、その頃の母はもういない。
物理的にも精神的にも父に頼るようになった母を、ひとりで支える父。
父の心を思うと苦しくなる。

 
いろんな想いを抱え帰省してみると、両親はそれなりに生活していた。
父はへんてこな会話も辛抱強く向き合い、母に寄り添っていた。
敬老会や親しい友人たちとの交流が、いい気分転換になっているようだ。
人との交流を好まない母はほとんど家から出ることはないが、父からいろんな話を聞くのが楽しみなようだ。

夜、私がお風呂から上がると、居間から父と母の話し声が聞こえた。
母が楽しそうに笑い、父も嬉しそうに答える。
以前と何も変わらない日常がそこにはあった。
認知症になっても、夫婦の関係が変化しても、長年一緒に過ごした年月は強いきずなで二人を結び付けていた。
そんな日ばかりじゃないし、イラっとすることだってあるだろう。
そして、どんどん認知症は進行していく。
でも、離れて暮らす私にできることは、私自身がしっかり生きることくらいだ。
両親に恥じないように。



 
インコ夫婦

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