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2017-01-24 (Tue)
先日のブログ「『失職女子。』・・・明日は我が身」で、昨年参加した当事者会で出会ったADHDの女性のことに触れた。
改めて当時の日記を読み返しているうちに、あのときのことが蘇ってきた。


      当事者会  当事者会で おしゃべりおしゃべり


常連さんらしい34歳の彼女は20代でADHDと診断され、仕事歴も履歴書に書ききれないくらいだと言っていた。
両親はご存知なのかと尋ねると、
「一度病院へ来てもらったけど、泣き叫んで認めてくれなかった。
 同居してるけど、あの時のこと、ADHDのことはなかったことになってる」
と、淡々と答えてくれた。
「仕事はオープンで?」との質問に、
「障害者施設にクローズで就職したけど、バレてしまった」と。
彼女の仕事ぶりを見て、「あんた、絶対なんかあるでしょ?」と問い詰められ告白すると、
やっぱりね、と言われたそうだ。
「障害者施設が障害者をクビにできないから、お情けでおいてもらってる感じ。
 こういう施設の人でも、発達障害は外見上は普通だから、なかなか理解してくれない
と彼女は言った。

彼女は、障害者手帳は取得できなかったそうだ。
「私は2次障害がないし、薬も飲んでないし、働いてるからダメだった。こんなに困ってるのに!」と憤っていた。
診断を受けてるのに手帳を取得できず、支援を受けられない彼女。
彼女の辛さや苦しみは、どこへ持っていけばいいのだろう。
 

自治体によって、発達障害の取り扱い方は微妙に違うらしい。
同じ発達凸凹でも、手帳が取れるかどうかは住んでいる場所で左右されてしまうというのだ。
そして、家族の受け止め方もそれぞれ。
本人も家族も、いろんな想いを抱えている。
そういう私も「親を苦しめることになるのではないか」と、打ち明けるまで一年悩んだ。
幸い私の両親はすんなりと受け入れてくれて、今も温かく見守ってくれている。
もし、彼女のように否定されてたら・・・どんなに辛く、どんなに心細かっただろう。
だからと言って、彼女のご両親を責めることもできない。
大切な子どもが “障害者” だと急に言われても、発達障害は外からはわかりにくいだけに
納得いかないのだろう。
しかも大人になってからの診断となればなおさらだ。
これまで何とかやってこれたのだから、と。
 
発達障害はその特性も人それぞれなら、
    その人を取り巻く環境もそれぞれだ。


今自分が存在しているその場所で、どう生きていくのか。
どうすれば生きやすくなるのか。
当事者も、家族も。

だから私は、もっともっと知りたい。
発達障害にまつわるいろんなことを知りたい。
発達凸凹のこと、当事者や家族の想い、この社会での存在の仕方・・・
学ぶことはいくらでもある。
せっかく事業所に通い始めたのだから就職第一に考えるべきなのかもしれないけど、
私の “発達障害マイブーム” はまだまだ終わりそうにない。
 

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